2012年08月14日

帰省について

今週後半から休みをとって家族全員で帰省することになった。

と言っても相変わらず実家は警戒区域の中なので、実家に帰るわけではない。

猪苗代近辺に温泉ホテルをとって、両親、姉の家族、うちの家族で集まることになった。

これには理由がある。


ゴールデンウィークは両親が東京の姉の家に来てくれて、そこに全員集まった。

しかしそのあと親父が体調を崩してしまったので、東京に来るのは難しい。

かといって避難先の南相馬市の狭いアパートでは全員泊まれないし、市内で宿を探すのも困難な状況。

というわけで福島県内の温泉のあるところで宿をとって、そこで集まりましょということになったのだ。


実家があって、いつでも帰れるというは幸せなことだ。
自由は奪われると初めて自由であることに気がつく。

数ヵ月前に一人で親父の病院に行き、その後南相馬まで行った。

そして自分は震災後初めて実家に入った。
おふくろから聞いていた通り、運よく家はダメージが少なく住めと言われれば住める状態だった。


でも町を車で走っても人っ子一人おらずヒッソリしていた。

もちろん崩れた家はそのままだ。
ガラスが割られ空き巣に入られた商店も目立つ。

テレビやインターネットで見ていた光景ではあるが、やはり自分の眼で見るとショックだった。

でも見ることができないことでなかなか受け入れられない部分もあったので、複雑ではあるが少し納得できた。

自由に立ち入れるようになるのはいつのことか。
住めるようになるのはいつのことか。
子供たちを連れていけるようになるのはいつのことか。

知り合いのつてを辿ってでも、アパートを借りて強行で福島に戻った両親の気持ちも今なら少しは理解はできるようになってきた。


というわけで帰省するが、ゆっちゃんは今からおじいちゃん、おばあちゃん、いとこたちに会えるのを楽しみにしている。
ひーちゃんはまだあんまり理解できてないかな。

あと2日、がんばろ。
posted by ひーちゃんパパ at 08:10| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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